イラン日記1 イランってどんなとこ?

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人生はなにがあるかわからないものでというには大げさですが、若い時には外国に興味のなかった私が、イランに行くようになって7年が経ちました。年1回行ったので7回行ったことになります。

友人に「この間、イランに行って」と話すと、「戦争していないの?」「危なくないの?」と聞かれるのが大方の反応です。

私も最初はそうでした。

《イランの障害者を考えるミントの会》から、イランに行きませんかと声をかけられたのは2012年4月。その時には「ほう」とか「はぁ」といった反応をして、不安そうな顔をしていたに違いないです。会の世話人役の大澤照枝さんから「心配ないですよ」と声をかけてもらったことを覚えていますので。

当時、イランについて知っていたことと言えば、1980年代、上野公園で偽造テレホンカードを売っていた外国人はイラン人らしいという噂。高校生だった私は、声をかけられても、しゃべっちゃいけないと思っていたような。あぁ、あの頃、イランの人と仲良くなるオープンさがあればよかったなーってないない、あの頃はないです。

もう1つ知っていたことは、イラン映画。ミニシアター系の映画が好きだったので、「オリーブの林を抜けて」「桜桃の味」は見たことがありました。アッバス・キアロスタミ監督が巨匠と呼ばれる人とは知らなかったけれど、異国情緒漂う風景はとても印象的でした。

 

日本にいると、イランの様子はあまりわかりません。

でも、行ってみたら、風景は雄大で素晴らしい、歴史文化が深い、人々は人懐こくて親切、そして食事が美味しい(これ大事!)。

たくさんの思い出ができたイランについて、記憶を辿りながら魅力を綴ろうと思います。(miya)